月別アーカイブ: 2015年10月

食べる理由

「最近、よく食べちゃって・・・」

とAさん。

食べることはいけないこと、というのがあって、それはだいぶ取れてきたのだけど、それでも、ぽろっとそんな言葉が出てきます。

「へー、なに食べるんですか?」

「柿。つい買っちゃって、買うと食べちゃって。(^^;」

「なんで買うんでしょう?」

「おいしそうだから」

「柿、旬ですもんね。おいしいですよね!」

「そっか。わたし、季節だから買ってたのね。」

「季節の食べ物食べるのっていいですよねー。」

「そうね、季節のものを食べるのが一番にいいのよね」

「うんうん、秋の体なんですねえ」

季節のものが欲しくなるのは、体が季節に沿っているからとってもいいこと!

なあんだそんなこと、っていうお話です。

 

行動には理由があります。

食べるのも、理由があります。

なーんだ、がわかると、執着から離れられたり、違う方法で対応できるようになったり。

「いけない」「だめ」、そんなふうに思ってる、からだの使い方、気持ち・行動も含めて、みーんな、自分の体のために自分の体が一生懸命してること。体は間違ったことはしない。

なーんだ、だったり、ああ、そっかー、だったり、すごいことしてたねー、だったり、がんばりすぎちゃったねー、だったり。からだはいつも一生懸命です。

「だめ」のシールを剥がしたからだに、「おっけー」がきらきらある。

痛いの上等! 弱いの上等! しんどいのもつらいのも、すごいよ!

そのなかに、上等ですごい、「おっけー!」な体があること、知ってほしい!

 

 

好きな体操にプラスしたい

公園にいつもより遅い時間に行って体操をしていると、ほかにも体操をする人が来ました。(わたしが行く時間には人が少ないのに・・・この時間ってなんだろう、テレビ番組のタイミングとか?)

年配の男性です。どんな体操かな、ちらちらと見ていると、こっちの遊具に足をかけたり、あっちの縁石を利用したりして、いろんな動作を工夫されています。ご自身のオリジナルなのか、どこかで学んだ体操をアレンジしたものなのか。

この人、胸を開くといいなあ、そうしたら、今やっているこの動きもその動きも効果が全然違うなあ、と思って見てたけど、最後まで、そういう動作はなかったのでした。

ああー、ちょっとこうしてみてください、って言いたかった~

まあ、胸を閉じたまんま、あれだけの体操をして元気なら、それはそれでいいのだけど。大きなお世話っていえば全くそうなんですけど。でも、胸を開くの、むちゃくちゃ気持ちいいと思うんだけど・・・。

からだそだてでは、ご自身がふだんしている体操や動作から拡げて提案することも多いです。その方がなじみやすいですしね。

 

あの人、あの公園にあの時間に行くといらっしゃるのかなあ。

また会えたらなあ。

稲刈りと「からだに筋肉貯金」

先日、山梨の農園に稲刈りに行ってきました。

田植えさせてもらったところです。

「はぜかけ」までしました。日暮れまでに全部できなかった~。
「はぜかけ」までしました。日暮れまでに全部できなかった~。

小さい苗が、数ヵ月で稲穂を実らせて、お米になるって、すごいなあ、と思います。

農園はわたしの友人が営んでいるところ。

稲刈りをしながら、ちょこっとおしゃべりもします。

「農作業って、決まった動作の繰り返しで、案外全身を動かしていない」という話。

 

どの仕事でもそうですよね。アスリートやダンサー、モデル、漁業、建築、子育て、介護、・・・全身をくまなく動かすって普通の生活ではなかなか難しい。それに自分の得意な動き・動かし方になる。それでいいんですけどね。ただ、「使いすぎ」と「使い忘れ」が出てくると、気になるところが。

「移動も車に頼っちゃうし、夏の終わりになると、なんだか動かしきれてない冷えとだるさが出る」

夏の終わりから秋口にかけてのだるさって、まさにそういう「出しきれてない」感じです。この時期のお体、そういう人が多い。それが顕著になると、不調でしんどくて、冬まで引きずり、リセットできずに翌年以降も・・・それで慢性的にだるい、という人も。

「それが、稲刈りになると、全身使うからすっきりして、筋力もついて、体が温まってくるのよ! 動くからしっかり食べられる。この筋肉で冬の寒さを乗り切れる感じ」

しっかり動いて、動かない冬に備える。自然のサイクルで体って整うようにできてるんだなあ。収穫の秋、食欲の秋、運動の秋。つながってるんですねえ。

 

からだに筋肉貯金

これで次の季節、次のステージが楽になる。

稲刈りまでできなくても、自分の生活にプラスできることあります。

自分ならではの収穫の秋の体、作っていきましょう。

 

(ほんと、稲刈りは全身をよく使う。わたし、エクササイズを意識しながら稲刈りしたら、しっかりこってり内転筋群に効いた。^▽^)

 

夕暮れの富士(奥) もう冠雪していますが、暗くなって分かりづらいですね。
夕暮れの富士(奥)
もう冠雪していますが、暗くなって分かりづらいですね。

 

 

たまご塾体操

横浜市の女性起業支援セミナー「たまご塾」に通っています。いろんな課題を整理して落ち着いてお店を開けるように。

前回、整体のワークショップのデモを5分ほどさせていただきました。

「たまご塾体操」を作っていきました。

テーマは
☆緊張と疲れをとって、リラックスして起業準備に挑める体に
☆写真よりもいい笑顔になる
の二本立て。

5分なのに、超盛りだくさん。

「写真よりもいい笑顔に」と言うと、「わたし、プロフィール写真もう撮っちゃったヨ!」という反応を感じましたが、

大丈夫です! 今日の笑顔は昨日の写真のつねに先をいきます。「写真よりもステキですね」 が止まらない、進行形の顔と体になります。

 

椅子に座っての体操で、前面・背面を伸ばし、首から表情筋も動かして、肩甲骨まわりから腕もほぐして、キラキラキラ~☆(^▽^)☆

「緊張しやすい部分がほぐれた」「テーマや発想が面白く思わず笑顔になった」「気分転換になった」など感想をいただきました。

 

一緒に勉強してる塾生の皆さん、いろんな技術や経験、感性や才能があって、それを社会・人に生かしていきたいという哲学もある、魅力的な方たちです。

でも、起業はドキドキ。「できるかしら~」といった不安だったり、「やらなきゃっ」と力みがあったり、一歩先に進んでる(ように感じる)人に圧倒されてたり。(それぞれ立ち位置が違うだけで、誰が進んでるもなにもないんですが)

・・・まあ、そりゃあそうですよね。わたしもそう。みんなそうなんだけど、やっぱり、もうちょっと力を抜いて、リラックスして講座を受けて、前向きに起業準備を進めていけたらいいな。

体でも仕事の課題でも、ざっくりひとまとまりで見ちゃうと、「なんだかイケテナイ」に見えることもあるけれど、一つ一つを整理すれば、「ここはいい感じ」「ここを先に動かすと次の動作がしやすい」とか気づきやすくなる。

そんな思いで、細かく動きを分解して固まってた部分を動かしやすくし、ちょっとおちゃめなかんじも入れた体操にしました。

塾生のみなさん、わあっと元気にたまごから飛び出そうね!

 

 

殻を破るには

ちょっと・・・かなり、落ち込むことがありました。事実は事実、受け止め方は受け止め方、とわかってるつもり、でも落ち込むときは落ち込むものです。

落ち込むのが悪いことではないけど、こういう落ち込みを引きずる自分をなんとかしたいなあ、と心の隅っこでモヤモヤしつつ、あるエクササイズ系ワークショップにいきました。

会計の時に、殻をなんとか破りたいんです、と一言漏らしたら、

「殻を破るには、同じことの繰り返しじゃダメだよ、新しいことを始めるんだよ」と言われました。

そうです。当たり前のことを言われてるんだけど、そのとおりだなあ、とずーんと響きました。

すでに起こったことを反芻していてもしかたない。

そこから、どうするか。

 

この間、「苦手な動き」のことを書いたけれど、わたし自身の苦手としていることも、見直して、避けずに乗り越えていこう!と改めて心に決めました。

殻をやぶっていくぞ。

そうしたら、からだそだてのナビゲートも、次のステージに上がれると思います。

 

まことに日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり

 

どの人のからだもこころも、昨日と今日は違う。わたしのからだと心もそうです。新しいこと、始めます。始めてます。

からだはすごいね。心の殻を破る力があるよ。

わたし、オッケー!と書体が歌う

名刺の話、続きです。

フォント(書体)の話。これはまた、細かいですね。(^^ゞ

名刺の表面には、ここあるきのキャラクター、皿回しの「ここあちゃん」と、「わたし、オッケー!」の字を入れました。

 

いろんな生き方があっていいんだけど、人が(からだそだてに来る人であれ、そうでない人であれ)どういうふうに生きていくことを自分が望んでいるか、それをからだそだてでどう表現したいのか、つきつめていったら、「わたし、オッケー!」になりました。

なにか人生でたいへんなことがあっても、年をとっていても、弱っていってても、痛いところがあっても、それでも、自分には、オッケーな部分がしっかりとある。それを体で実感してもらえたら。気負わずに、ピョーンと飛び出せたら。

いろんな人がいる。価値観が合う人ばかりじゃない。得意不得意も好みも生き方も人それぞれ。ワークショップは、とくに、いろんな人の体を実感できるところ。こういう体もオッケーなんだ、と感じてもらえたら。

からだの中には、いろんな部分がある。揃った立方体を積み重ねてるんじゃない。混沌としているようで、ひとかたまりで、自分。痛い部分ものびのびした部分も自分。いろんな気分や状況があって、それをいっしょに過ごしてくれる自分。いいよ、たいへんでも、だらけてても、オッケーだよ!

そんな「わたし、オッケー!」を入れるのにいいフォントはないかなあ、と探して、ぴったりだったのが、「はるひ学園」というフォント。可愛い名前ですね。

ふわっと力が抜けていて、明るい。きちっとしているようで、やんちゃでおちゃめで。ビジネス書体にはない、楽しい感じ。

音符みたいな雰囲気もあります。

このフォントをリリースしている、モリサワさんのサイトに、「はるひ学園」作者の七種泰史さんのインタビューが載っていました。(ページにフォントのイメージも掲載されてます。)

—–以下、引用——

「『学園』って、頭のいい人、面白い人、大人びた人、可愛らしい人……いろんな人がいて、デコボコですよね。でも、学園祭とか体育祭になると、一緒になってひとつのことをやり遂げる。そういうデコボコだけど、組んだときにどこか美しさがある書体を作れないかな、と考えたんです」。

—–引用終わり—–

これは、名刺を作ったあとで読んだのだけど、まさに、我が意を得たり!このフォントを選べてよかった、と心から思いました。

書体って、「書く体」! 今さら気づきました。

 

苦手な動き

からだそだてでは、使っていないところを使うことで、使いすぎにかかっている負荷を軽減し、全体のバランスを整えていく、という提案をすることがままあります。

それで、「こういう動き、やってみましょう」って提案すると、「この動き、苦手・・・」と言われることがあります。

「あー、こういう動き、されるんですか?」と聞くと、「しないです・・・^^;」というお返事。

「今できない」=「苦手」となっちゃってるんですね。

単に使ってなくって、やり方がわからなくて、「とまどってる」だけです。

「やればできるよ!」と熱いテニスプレーヤーのようなエールは送らないけど、動きを細かく整理したり、その人が取り組みやすいようにいろんなやり方を試したりしていると、必ずスイッチが入って動き始めます。

それで、しばらくすると、ちゃーんと、使えてなかった部分と使いすぎだった部分がいいバランスの体を整え始める。

苦手じゃなくて、実は温存してた分パワフルにすいすい動けるモーターが隠されてたりもするのです。

今ご自身が苦手と思っていること、もしかしたら、ちょっとアプローチを変えるだけですごくパワフルに、スムースにできることかもしれませんね。

ハイグレードな紙に触れる

新しい名刺の準備中です。

今度は、ハイグレード!な紙を使います。

(リーズナブルな印刷屋さんにお願いするから、びっくりするような値段じゃないんですけどね。それでも「ハイグレード」っていう価格帯です。わたしが一番最初につくった名刺の3倍以上のお値段・・・って、元が安すぎますが。)

取り寄せた紙の見本帳をどれにしようか繰っていったら、この紙で毎回手が止まる。

これにする!

ヴァンヌーボという紙です。フランス語で「新しい風」という意味だそうですが、監修は日本人のデザイナー矢萩喜從郎さんで、販売も日本の紙会社、竹尾さん。今までになかった紙質に発売直後から人気が出て、今や定番の一つ。ヴァンヌーボに似た製品がその後いくつも他社から開発されたくらい、だそうです。きっと、本やパンフレットなどで知らずに触れていたでしょう。

しなやかで力強く、光沢の出方に表情がある。発色鮮やかで奥行きがある。触れると温かさと軽やかな若々しさ、かつ頼もしさが感じられる。たくさんの名刺のなかに混ぜてみても、埋もれない個性。

 

整体はひとのお体を触らせていただく仕事です。触らせていただくたびに、わー、この人の体、すごい! とびっくりしたり、感激したり。なのに、少なくない人が、「わたし、こんなで、ダメなんです~」なんておっしゃいます。

弱ってるとか、痛いところがあるとか、年齢とか、関係なく、出会うお一人お一人、みなさん、触れると動くと、しなやかで、タフで、温かくて、光るところがあって、個性的で、ヴァンヌーボに通じる魅力がある。「ご自身のここ、触ってみてください、すごいお宝ですよ!」って言うと、「こんなところ、触ったことなかった、考えたことなかった」って言いながら「へえー!」と感心されること、しばしば。

ご自分のからだの高級さを認めていくような、からだそだてをサポートしていきたい。

触れることで感じる、からだから伝わるメッセージを大事にしていきたい。

触れるということを大事にしていきたい。

 

そんなこんなでヴァンヌーボ。

来週以降、からだそだてに来ていただくと、指先からリッチになるヴァンヌーボのご用意がございます。(^v^)/

生理が楽しみ

月曜日にからだそだてをさせていただいた、Yさん。

生理痛がつらいんですって。お話を聴いてるだけでも、たいへんそう。お体を拝見すると、ほんとこれはつらいだろうなと思う。でも全体的に、とてもいいお体なのです。ケガをされて今は運動をお医者さんから制限されてます。

 

それで提案させていただいたのが、「座り方」。

座り方を見直すだけで、からだの軸、重心は大きく変わります。

 

今の体が作りたいバランスをつくれる座り方をサポートしていきます。

 

何度も確認して身についてくると、「あ、これが『今』の座り方~!」と鏡に映して何度もしみじみ。イイ姿勢を心がけてるんです、としていた以前の姿勢を再現して「今の方が楽!」

 

最初に話をしたときは、「生理痛をなんとかしたい!」だったのが、

「今度の生理、楽しみです!」って(^▽^)

あんなにつらくて憂うつだったのに、今は楽しみ。

この気持ちの変化、すごい~!!

 

ほんと、楽に生理を過ごせるようになると思います。

これから、いろんな楽しみが増えていきそう!

わたしも楽しみです。

 

 

「写真写り」とほんとうのいい顔

今行っているセミナーで、顔写真を提出するよう指示がありました。

「写真写りのいい顔で。プロにとってもらう方もいらっしゃいます。」

とのこと。

紹介用の写真になるので、好印象のものを、ということです。

 

いい顔! いかがでしょう?

「もー、最近、鏡もまともに見てなくって。(^^ゞ」

「ほうれい線が・・・もう年ですからね・・・」

「困り眉って言われるんです」

「目を大きくしたくって、いつもつけまつげに力入れてます!」

などなど。

 

デジカメでいっぱい写真撮って、奇跡の一枚をピックアップするのも一つ。メイクで魔法、それもいい。フェイシャルエステ、それもあり。画像加工でシワを消しちゃう、それもできる。

ほんとうの顔は、奇跡の一瞬じゃない。

「えーと、○○さん? 写真と違うわ・・・」というのが、マイナスで働いたらつまんないなーと思います。

日々、キラキラのベストショットであってほしい。

体も変わる、顔も変わる。

顔に施術をしなくても、体全体が整うと、顔もイキイキする。

顔って、体全体のバランスに大きく影響されるので、体を整えればいいのです。

困り眉の人は、困り眉になるようなバランスだし、困った気持ちになってる・なりがち、と思います。

「愁眉(しゅうび)を開く」と言いますが、自分の体の使い方で困り眉を開くことができるんです。

「愁眉を開く」という慣用句は、「心配事がなくなってほっとした顔つきになる」という意味で使われます(例:「誰々の快復の報に愁眉を開く」)。

でも、「からだの使い方→軸整う→困り眉の解消→ほっとした顔つき→心配事があっても落ち着いた気持ちでいられる」というのもあるのです。(でも、心配事はなくならないって? いえいえ、事実は事実としてあるけれど、過剰に心配していつもそれに気を取られることがなくなります。)

 

ほんとうのいい顔は修正加工じゃなくって、自分の中に!あります。

からだそだてのあと、鏡を見て「えー?!」てびっくりして覗き込んで、「あれー? うわー!」と言いながら、さらにキレイになってくる。肌のくすみも抜けて、つやつやしてきます。

 

自分の体を自分でしっかり使うと、体の不調改善や、普段のらくな姿勢づくり、気持ちもすっきりして、いい顔がもれなくすっぴんで付いてくる。

すごいですわ、すてきですわよ、おくさま!

という、お手伝い、させていただきます!