食べたい・食べたくない・吐きたい等の体

あるところで摂食障害の記事を読み、そういえば、わたしもそういう時期があったなあと思い出しました。

わたしは20歳前後でした。

食べて吐いてました。
母の作ったものが食べたくなくて、食べるのを避けていました。食べたら吐くようになりました。そのうち、あることがきっかけで何を食べても吐くようになりました。
吐くために手を喉に突っ込む人もいますが、わたしはそんなことなく、体を傾けるだけで吐けました。
1,2年以上もその調子で過ごして体重もずいぶん減りました。
体は元気だ(と思っていた)けど、気持ちと分離しているようで、学校のカウンセリングも受けました。
でも、あまり効果は感じられませんでした。

その行動習慣は、ある瞬間に治りました。
(それは、当時のわたしの心にとって、残酷な場面でしたが、
結果的にはよかったのだと思います。)
わたしは、食べることで悩んでいる場合ではなくなりました。

ある意味ショッキングで、決してほかの人にすすめたい方法ではないので、書きませんが。

まー、わたしのことはさておき。^x^

 

体の話です。

食行動は、体の使い方ととても関係が深いです。
お腹がすいて、食べて、消化して、排出する、のも体の要求。

ある特定のものばかりを食べたがる(甘いモノばかり、ジャンクフードばかり、バリバリ固いモノばかり等)、
とにかくたくさん食べたい
吐きたい、
食べたくない、
等々。
これも体の要求。

誰だって、これ食べたい、たくさん食べたい、等があって、それはふつうのことですよね。
食べたいときは食べるしかないし、吐きたいときは吐くしかないのです。
それで、太るときもあれば、痩せるときもある。

でも
心身の健康や生命に影響を及ぼすようになると、放っては置けません。

なによりも放っておけないのは、その行動が起こることで「だめだーわたし」と思ってしまう、それが積み重なってしまうこと。
食べることって毎日関わることなので、毎日「だめだー」を重ねるのは、自分で自分を攻撃していること。
食べないようにしたいのに、食べてしまう、食べなきゃいけないのに吐いてしまう。
自分の体が、自分は意志が弱い、不出来だと、責めてくる。

あるいは、やたらとアクティブで、スポーツもする、仕事もバリバリ。
「食べなくても元気! 吐いても元気!」
傍から見ると、青白かったり、土気色だったり、フラフラだったり、なんだか危なっかしいのに
体の悲鳴、アラームが鳴りっぱなしなのが聞こえない、体を置き去り状態になってることも。

それはつらいよね・・・

体や感情に振り回されるのも、
体や感情を無視して暴走しているのも、つらい。
コントロールのきかない乗り物に乗ったまんまで、下りるに下りられない感じ。

 

でもね、食べたいっていうのは、体がそう要求するから仕方ないの。
吐きたいっていうのも、体がそう要求するから吐くの。

体が食べたがってるから食べて、吐きたがってるから吐く、それは体の仕組みとして合ってる。

そのこととぎゅうぎゅうに向き合う必要もなく、無視して走る必要もない。
「そっかー」って思うだけ。

自分で自分の体を見て、知って、育てるをすると、
それが「ほんとだー!」って分かる。

 

からだそだては、お体全体の使い方を見ていくので、
「食べる」などの特定の行為や体の一部分にフォーカスすることはないのですが。

(だって、「○○しちゃいけません」なんてコントロールするの難しいですよ。
「ピンクのゾウさんをイメージしちゃいけません」と言われたとたんに頭の中にピンクのゾウさんが走るでしょ?? ^u^)

 

毎回、自分の体を見て、こうなんだーって発見があって、なにしたらいいか考えて、実際にワークをやって・・・って、からだそだてを続けてみてください。

セルフ整体に行動習慣を治すつもりで来る人は少ないから、お話では伺っても主訴としてあがることはまれですが。

「そう言えば○○はどうなりましたか?」ってからだそだてを回数を重ねたときに伺って、
「あ、そう言えば、そんなこともありましたねー。」なんて言われる。
そういうときの表情は、懐かしむような感じで、ふうっと力が抜けた感じであったり、逆に力抜けてたのが力みなぎるものになってたり。
その人の体がまぶしい。

たいてい、そういうタイミングって新しいこと始めてます。からだがそだっちゃうと次のステージに行くから。
人生が始まっちゃう。

その課題が何年モノであっても、変えたかったら自分の意思で変えられる。変えたいタイミングに来たら。

 

20歳のころのわたしは、わたしなりに、一人でよくがんばって乗り越えたけど、
自分で自分の体を見るということを知っていたら、その後のいろいろなことの乗り越え方も違っていただろうな、とも思います。

あのころのわたしの体に会えたら、「さびしかったね」と ひとこと言いたい。

 

 

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