肺炎になる体(「年のせい?」と病後の話)

父が肺炎で入院したと連絡を受けたので、電話で話をしました。

「老人だから」「年寄りだから」を繰り返します。

「老人だから肺炎になった」「年寄りだから入院しなくてはならなかった」「どうしようもない」「しかたない」・・・

熱も出るし咳もなかなか止まらない。体力の消耗もおおきく、それは気持ちも落ち込むでしょう。

でも、「老人だから」は果たしてそうでしょうか。

6月の内臓は、湿度に伴いじっとり重くなりますが、温度の方は夏仕様に上昇していなくて冷えた感じ。体のバランスを崩しやすい時期です。先週は暑かったり台風も来たりして気候の変化が大きかったので、さらにバランスが乱れがち。

基本のバランスが崩れているところに細菌やウイルスの異物が侵入してきたら、体の対応が追いつかないなー、というのも至極当然。

風邪をひいた、体調を崩したという声を多く聞きます。

(高齢のコミュニティーだと、体調を崩す人は高齢者ばかりなので「やっぱり年をとると体調崩すこと多いなあ」と思うだけ。子ども・大人年齢関係なく、体調崩すときは体調崩します。体調を崩すのは、体のバランスがその人にとって負荷がかかりすぎのときです。)

肺炎になったのは時節柄多くありがちなことで、老人だから、ではない。入院したのは肺炎の治療のためなので、老人だから、ではない。

何でもかんでも年齢のせいにするものじゃあありません。

(ほんと、「年のせい」って言葉、軽々しく使われすぎ。生まれたときから「年のせい」で成長成熟してるんですけどね。)

体調を崩しやすいこの時期、事前に梅雨前のからだそだてをすることもできたでしょうが、今そんなことを言ってもしょうがないので、まずは今できること、治療に専念です。

今回は入院で、薬も効いてきているようで数日中に退院予定。良かったです。

 

からだのそだてかたの面からいうと、大事なのは、治った直後。

病み上がりは体のバージョンアップの大チャンスです!!

風邪をひいた後に、「すっきり軽くなった」って感じることがあるでしょう。

この時、体をバージョンアップしやすいです。

(長期にわたる不調でも、毎日全く変化がないわけではなく、「今日はちょっと調子がいいぞ」というタイミングがあるでしょう。その時がチャンスです。)

 

子どもは、風邪を引いた後にひと回り体が大きくなった感じがしますが、大人も同じ。年齢に関係なく。

ここで、「病み上がりの年寄りだから、ちびちび動きましょう」と小さく動くと、ひと回り小さくなります。(バージョンダウンですね。)

逆です。

ひと回り、大きい動きを意識してみてください。うーんと大きい伸びをする。散歩のときに、一歩一歩を大きくしてみる。ここまでしか曲がらないと思ってた膝をちょっと深く曲げてみる。

やってみると、「あ!こんなに!」と思うくらい動けることに気づくはずです。

 

今回は父に、病後の動き出しと入院中の寝ているときの体の使い方のポイントを確認しました。

ケガだったり病気だったり、不調で動けないときがありますが、これは動き出しの一歩、体のバージョンアップの準備期間です。

 

 

 

 

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