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たっつけ袴とふくらはぎ

たっつけ袴を作りました。

2016/ 2/12 21:54
たっつけ袴

「たっつけ」とは「裁ち付け」、「切ってくっ付ける」こと。つまりパッチワークのことだそうです。大小の四角に切った布を継いでいくと、袴の形になります。野袴(のばかま)、昔の仕事着です。

裾が細身で、ふくらはぎにぴったり、立ち仕事で疲れない袴だそうです。

この、「ふくらはぎにぴったり」というのが、想像以上に「ぴったり」・・・「ぱつんぱつん」で、縫い上がったときに、「うわー・・・」とびっくり。破けるやん!と思いました。

ここでわたしは、いったん袴を脱いで「ふくらはぎを細くするエクササイズ」をやったのですが、(翌日が完成品を持って行く日です。1.5センチくらい細くしたけど、やっぱりぱつんぱつん^x^ この週が長距離移動が多くて気温の変化からもむくみが出ていたとはいえ。)

ほかの生徒さんたちは、ほどいて布を多く出すよう縫い直したりされていたそう。

そうよね・・・縫い物をする人たちはそう考えるよね・・・

自分の体をなんとかしよう! とまずそっちから解決を考える自分がおかしかったです。

2016/ 2/13 19:11
教室でタッツケ袴のお披露目。

先生から、「ふくらはぎにぴったりして、これがゲートルのように下腿を安定させるから疲れないんですよ」と解説されて、なるほどー。

 

おもしろいのが、帯を締めると、ふくらはぎが!!すっと細くなるんです!!

(生徒はみんな、「生地が馴染んだ、伸びた」と言ってましたが、腓骨(ひこつ)と脛骨(けいこつ)の間隔が狭まり、ふくらはぎそのものが変わりました。)

帯で丹田(下腹部)と仙骨を軽く締める感じになるので、重心が外に逃げなくなり、脛骨でしっかり立てます。

※脛骨は膝から下の、太い方の骨。腓骨は外側の細い方の骨。

 

骨盤内の重心って重要だなあ、と改めて思いました。

仙骨の角度! またケアやエクササイズのネタができた☆ タッツケエクササイズしたい~

 

この袴は、くさのめ工房さんのワークショップで作りました。整体の開業や別に通ってる講座の課題もしながらだったので、けっこうたいへんでした~(それぞれ一つ一つはそんなに大変じゃないんですが。)

くさのめ工房の吉房先生は、着物の中でも「小袖」を研究されていて、小袖と袴を実際に着てふだんから生活されています。マインドフルネスの実践者でもあり、ここあるきでも導入しているCBT(認知行動療法)にも通じるので、袴を作りながらいろいろ勉強させていただきました。

なにより、身体感覚がすぐれた先生で、縫いながら衣服と身体の関係についてお話を伺えるのが楽しい。

ほかの生徒さんたちも楽しい方たちで、講座が終わってしまうのがもったいないくらいでした。

一度作ってしまうと、仕組みが分かりやすい。体でもなんでもそうですが。もともと、サルッパカマ(面白い名前ですねえ、「猿袴」。山林での作業がしやすい、脚が210度以上開ける袴です)を調べていてこちらの教室を知ったのですが、サルッパカマ、自分で作れそうです。

それにしても、昔の仕事着って合理的によくできてます。衣服から体と対話できる。おもしろいなあ。