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体の見方2

体の見方の続き。

整体のコースで、いろいろな体の使い方があると体感する練習をしたことを思い出しました。

 

たとえば、立ち方、座り方、立ち上がり方、話し方、笑い方、目の動かし方・・・人それぞれですよね。コース生同士で、その体の使い方をまねるところから、「えー? ○○ちゃん、こんな立ち方してるの・・・むつかしい!」などとわあわあ言いながら勉強が始まります。

(こういうのを繰り返して、動作観察で、体軸・重心などを読むようになっていくのです。)

 

ある日、モノを取る時の動作も違うよね、という例がありました。

「床にボールペンが落ちています。拾ってください。」

膝を軽く曲げて目の前で拾う人、膝を深く曲げて体の横で拾う人、「そんなの拾わないよー」って言う人・・・

拾う1

拾う2

わたしはというと、ボールペンが置かれる瞬間に「よういどん」の姿勢で、ターっと取りに行く。

拾う3

「早すぎる!」と爆笑された。「もういっかいやるから落ち着いてね」と言われるんだけど、もう目がボールペンを追っている。よういどんっ

そしてやっぱり、ターっと取りに行く!

拾う3

わたし「取りに行くんでしょ?」

周り「『捕る』んじゃなくて、『拾う』の!」

わたし「・・・あれ?? ^▽^;」

ずいぶん前のめりで頑張っていたんだなー、とその頃を思い出しました。

今はそこまで前のめりではないけど、基本姿勢は変わってないかも。

 

あなたは、ボールペンが床に落ちていたらどんなふうに拾いますか?

(占いでもなんでもないし、正解もない。体の使い方は人それぞれ違うって言うだけの話です。)

体の見方

ビフォーアフター3

これは、ビフォーアフターの事例。120分のメニュー(全身調整とセルフケア指導)の例です。

 

これ、病院勤務の方から、「同じ姿勢・条件でないと比較対照できない」とご指摘を受けました。(腕の巻き込みとか腰のねじれとかそのままでいいのか、ということ)

あー、そうか、病院のメソッドだとそうなんだー、と改めて気づかされました。
病院での見方と、整体での見方は根本からいろいろ違います。どちらが正しいとかではなく、「体の見方が違う」ということです。
わたしが学んだ整体では、ふだんの体軸・重心をみます。

だから、なるべく「そのまま、ふつうに」姿勢をとっていただきます。それが、その人の体軸・重心、体の使い方の癖を最も表しているからです。

もちろん、腕を伸ばしていただいたり、腰や脚を動かしても観察しますが。
この写真の方は、「本人としてはまっすぐなつもり」の体軸(縦軸)で寝ています。

その「まっすぐな体軸をつくる」ためにはどうしても骨盤をねじったり、腕を巻き込んだりすることが以前は必要でした。

つまりこの二点の画像は、「本人がまっすぐ寝ているつもり」という点で同じ条件下の比較です。

 

(整体のコースに通ったときは、街中で見かけた人の体軸・重心を記録してその人のここが「つらそう」を考える、とか、一枚のスナップ写真から軸・重心を読むという課題もありました。
ほかにも、からだの一箇所だけ触らせてもらって提案をまとめるとか、いろいろやった。)
どの人も、「まっすぐなつもり」「楽なつもり」で立ったり座ったり寝たり、しています。

(ご自身でも、こう座ると楽、ついこうやって立つ、PCがこの位置と決まってる、などあるでしょう? それが「今の自分にとってのまっすぐ」。

でも、その姿勢が「なんだか疲れる・凝る」なら、別の部分に負荷をかけて、本来のバランスからずれているのでは?という話です)
からだそだてで行う「観察」は、まっすぐなつもりの軸や重心がどういう負荷を体にかけているのか、どこに意識が向いていて意識が向いていないのはどこか、を読むものです。
それで、体軸・重心を共有し、「なるほど、たしかにこれじゃココが痛いよね・・・」と一緒に体を見ていきます。

 

からだにいくつかのパターンはあるけれど、やっぱり体はおひとりおひとりのもの。
それが個性です。
それをどうのびのびさせていくか、がからだそだての課題です。

・・・と長々と事例掲出に上げるのも読むのが大変なので、ブログに書きましたが、まだ終わらない。^x^

 

この方がどういうセルフケアで「まっすぐのつもり」が変わったか、は改めて書きたいと思います。